trimmer's memoirsここには私が今まで心に残ったワンちゃんのことを書いていこうと思います。 1番心に残っている子は 名前も付いていない子たち・・・ 『レスキューされたワンコたち』 ある所に犬が好きなおじいちゃんがいました お金持ちのおじいちゃんで、ペットショップに行っては 目に付いた犬を次々とたくさん買ってしまったのですが まるで盆栽を買ったように犬舎に閉じ込めて コレクションのように集めていたようです フードとお水は与えていたのですが、愛情はどうだったんでしょう? ある日そのおじいちゃんが亡くなりました 財産を分けるために身内の人たちが集まりましたが 犬たちを引き取る人は一人も居ない。 犬たちは保健所行きがアッサリと決まってしまったのです。 それをあるボランティア団体(小規模ですが)聞きつけて 全ての犬たちに暖かい家庭を見つけることになり 私はその犬の一部の子のトリミングを引き受けることになりました (トリミング代はいただきましたが、格安にしました) その子たちは下痢便にまみれてドロドロ・・ シャンプーをするまで犬種もわからない ドロドロの子をそのままドッグバスに入れてシャンプー 2回洗っても臭いは取れません。染み付いているんですね。 生まれて初めてのトリミングで抵抗する子もいましたが 抵抗すらしないで、されるままの諦めたような目を見るのは辛い。 カットするとかなり珍しい犬種もいました。 キレイにサッパリなってボランティアさんが迎えに来て そのまま里親さんのところへ行きました。 どうかこれから暖かい家庭で幸せになって欲しいと思いました。 長くなるので2回に分けます。 |